みなさん、どーもー☆☆☆
お久しぶりのブドウチェカです♪なすびじゃないよ、ブドウだよ~!
7月5日のスーパー耐久シリーズ 2015 富士 第3戦 SUPER TEC開催中に、富士スピードウェイ・レーシングコースのプレスエリアにて写真撮影講習会が行われました!
この撮影講習会はプロカメラマンの平田 勝さんを講師に迎え、事前に参加者を募集して行われたイベント。定員20名でしたが、すぐに満員御礼になるほど大盛況でボクも嬉しい限り!
今回講習会講師の平田 勝さん。カメラマンとしてとても有名なお方。とても気さくで、笑顔が素敵なお方です☆
**************************************************************************************
それでは~参加者20名の魂のこもったベストショットを皆様にご紹介したいと思います♪
○作品1
撮影者:飯塚 憲洋さん
撮影場所: 2コーナーイン側
題名: 黒き彗星
コメント: SS 1/4での彗星流しです。ヘッドライトが点灯していたこともあり、綺麗に尾を引くことができました。
◎平田さんの講評
非常に良い写真ですね。
なかなかこの写真の様には上手く撮れるものではございません。
芯もカッチリしておりますし、ボンネットから流れているので最高です。
次回チャンスが有れば、車の位置をもう少し下方向に持って来て、若干右下がりの構図にすると良いでしょうね。(せっかく良い写真なのに、塵が3個有りました。)
○作品2
撮影者:市川 直久さん
撮影場所:プリウスコーナー
題名:競合いは続く
コメント:ピントをしっかり合わせることと、折角のコースサイドなので画面いっぱいにクルマを捕らえることを意識しました。小さなクルマですが、熱く戦っているシーンが撮れました。
◎平田さんの講評
とても、シャープで良い感じです。
頑張ってる感が良く出ています。
画面いっぱいに撮れてるのは非常にいいのですが、私でしたらほんの少し右側が上がる様に捻りますね。
登りのコーナーは、ほんの少し登らせると動きが出てきます。
反対に、下りのコーナーはほんの少し下らせると良いですよ。
○作品3
撮影者:今井 一男さん
撮影場所:プリウスコーナー
題名:跳ね馬の勲章
コメント:今回のレースにスポット参戦してきたアジアン・ル・マン参戦中のフェラーリ。多くのレースを戦い抜いてきたマシンには勲章とも呼べる小さな傷が多数。遠目では分かりにくいレーシングカーのディテールを切り取ってみました。
◎平田さんの講評
空気感がとても良いし、構図もバッチリです。
iso感度はどれ位だったのでしょうか?最近のカメラは優秀なので、存分に上げても大丈夫です。
そうすれば、Aピラー後方までしっかりしたでしょうね。
次回は左右切れて無い作品を見せて下さい。
○作品4
撮影者:坂倉 玲雄さん
撮影場所:プリウスコーナー
題名: #24 GT-R
コメント:観客エリアとは比べ物にならない近さと低さで、迫力に圧倒されながらの撮影でした。
◎平田さんの講評
上手に2台を絡ませた写真です。
なかなかうまい具合に行かないのですが、頑張って待ってた甲斐がありましたね。
多分、測距点がセンターだと思いますが今後一番下とか一番右とかにすると良いでしょう。
現状では、下の部分と右の部分が開き過ぎてると思います。
次回の撮影では露出を若干アンダー気味に撮ってみて下さい。
○作品5
撮影者:大房 哲也さん
撮影場所:パナソニックコーナー
題名:クリッピングポイント
写真に対するコメント:パナソニックコーナーを立ち上がるポルシェをスピード感が出るようにスローSSで撮ってみました。普段はプロカメラマンしか入れないマシンに近いエリアで自分に向かってくるマシンを撮るのは予想以上に難しかったです。でも刺激的で興奮しました。このような企画がまたありましたら是非参加したいと思います。
◎平田さんの講評
題名通りに、クリップに入って来た臨場感が良く出ています。
フロントバンパーにカッチリピントが来ていて躍動感が良いですね。
次回は車を右側に持って来ると良いでしょう。
○作品6
撮影者:落合 康介さん
撮影場所:コカ・コーラコーナー
題名:chaser
コメント:13コーナーの写真で選ぶつもりでしたが、最後の最後で変更しました。コカ・コーラでの撮影は進入も速く、車体の動きも横から縦に変わるため難しかったですが楽しみにしていた場所でもあったので、がんばって撮影しました。
◎平田さんの講評
縁石の位置と遠くの空の位置、車の位置が絶妙です。
手前のタイヤの跡も良いですね。
とても速い所なのに、流石です。
○作品7
撮影者:加藤 泰弘さん
撮影場所:プリウスコーナー
題名:フルスロットル
コメント:コーナーを立ち上がる車を斜め後ろから流し撮りしました。今回プロカメラマンエリアでの撮影で貴重な体験をさせていただきありがとうございました。
◎平田さんの講評
良い構図で、縁石の使い方も良いですね。
この、難しい構図の中で良く撮れています。
若干、アンダーにしたら良かったかな。
○作品8
撮影者:金森 圭さん
撮影場所:プリウスコーナー
題名:Yellow Eye
コメント:当日の天気が曇り模様でスローシャッターで印象的な感じで表現をしてみたのですが、なかなか上手くいかず、これが自分の表現したい物と一致した1枚だと思います。
◎平田さんの講評
フロント付近からAピラーにかけて、しっかり芯が残ってて良い写真です。
この、露出も有りですね。
下の部分が多すぎて、流れた縁石がもったい無いですね。
次回は極力車を真ん中に置かずに撮ってみましょう。
これだけ撮れてれば大丈夫ですから、チャレンジしてください。
○作品9
撮影者:金川 浩之さん
撮影場所:プリウスコーナー
題名:SPRASH!
コメント:悩みましたが、アマチュアだからできる躍動感のあるものを選びました。
◎平田さんの講評
正に、言われる通り躍動感が有って良いですね。
右の赤い車と、左の赤い帯の対比が良いです。
次回は、フロントの画像が見たいですね。(センター上付近の塵は取りましょうね。)
○作品10
撮影者:城戸崎 和則さん
撮影場所:プリウスコーナー
題名:疾走
コメント:普段金網越しだとスローシャッターが切れないですが、今回はプロカメラマンエリアからの撮影ということでスローシャッターでスピード感が出せるよう意識して撮影に望みました。今回、先生にいろいろとアドバイスをいただき、明るさ、構図など考える上で大変勉強になりました。ぜひ、次回もこのような撮影講習会をセッティングいただければ、光栄です。
◎平田さんの講評
縁石を上手く使った良い構図です。
グリルにバッチリのピントで最高です。
○作品11
撮影者:榛葉 博之さん
撮影場所:コカ・コーラコーナー
題名:ギリギリを攻める
コメント:コカ・コーラコーナー進入、縁石ギリギリまで攻めてる所をバックショットで撮影しました。
◎平田さんの講評
構図等バッチリです。
この次のカットは左の後輪が泥をはねて無かったのかな?
ほんの少しでも良いから、泥が舞ってたら迫力が増したのでは?
○作品12
撮影者:塩沢 和佳さん
撮影場所:プリウスコーナー
題名:アクセルオン
コメント:プリウスコーナーからアクセル全開にしているところを撮影しました。 またこのようなプロの方に教えていただける機会を作っていただきたいです。
◎平田さんの講評
構図的には、良い感じです。
縁石が止まって、車が若干動いてるので次回は車の動きに合わせる様にしましょう。
焦らず、被写体を見ていれば大丈夫ですから。
○作品13
撮影者:鈴木 大介さん
撮影場所:プリウスコーナー
題名:一瞬の気の緩み
コメント:プロカメラマンになった気分で、個人的に、雑誌に掲載されるような写真を撮ろうという目標で望みました。先生から、等倍でブレたり滲んではいけないとの指導を受け、限られた時間場所の中で、それができる、プロのレベルの高さを実感しました。今回はマシンがコースを外れ、芝生を巻き上げる瞬間を撮ることができましたが、成功ショットは数枚で、鍛錬が必要だと反省しました。
◎平田さんの講評
耐久レースの過酷さを表現した写真です。
次回は普通にコースを走ってる写真を見せてください。
○作品14
撮影者:橘 瞭汰さん
撮影場所:プリウスコーナー
題名:疾走するクマさん
コメント:プリウスコーナーで撮影したカラーリングが可愛らしいランエボです。本当はマシンのフロントにピントを合わした方がいいのかと思いますが、これはこれで車体のクマさん?が疾走しているようで面白いと思い、今回のベストショットに選びました。
◎平田さんの講評
縁石だけでなく、後ろの部分まで上手に流してます。
クマさん?が走ってるみたいで楽しいですね。
○作品15
撮影者:戸田 浩司さん
撮影場所:コカ・コーラコーナー
題名:コーナーの迫力
コメント:このような機会をあたえていただきまことにありがとうございます。当日は雨だったので、レインコートと長靴で撮影に臨みましたが長靴での移動が大変苦労し、疲れました。現場で撮影しているプロのカメラマンは大変ですね。またコースサイドでの撮影は大迫力でひやひやものでした。とくにパナソニックコーナー。楽しい企画をありがとうございます。
◎平田さんの講評
遠くに、街が見えて新鮮なカットです。
手前のタイヤ跡とレースカー達の対比が良いですね。
○作品16
撮影者:中村 雄紀夫さん
撮影場所:プリウスコーナー
題名:助走
コメント:富士スピードウェイの撮影は初めてでしたがとても楽しく撮影出来ました。題名はプリウスコーナーの勾配のきつい坂を上りだしたところでGT-Rらしいドカンというパワーに圧感されたのが好きで選択しました。流し撮りがうまく出来なかったためこれは今後の課題です。
◎平田さん講評
初めての富士SWと言いながら、ちゃんと捉えてますね。
前のGTRの位置と後ろの86のバランスが大変良いです。
縁石をしっかり残してるのが効いてます。
○作品17
撮影者:野稲 和弘さん
撮影場所:パナソニックコーナーイン側
題名:ストレートへ
コメント:今回はとても貴重な経験、専門家のアドバイスをいただけて有意義な1日となりました。また機会があれば参加してみたいイベントのひとつとなりました。マシンの近い場所での撮影はとても興奮しますし、シャッターを切ることを楽しめました。カメラマンの先生、企画していただいたスタッフのみなさま、ありがとうございました。
◎平田さんの講評
バッチリ86のライトにピント来てますね。
しかも、難しいシャッタースピードで上手く撮れてます。
2台並んでて良いカットですが、ほんの少し車が右に有ればもっと良かったかも。
○作品18
撮影者: 増田 義隆さん
撮影場所:プリウスコーナー
題名: 負けん気!
コメント: 撮影時の難しさと共に、セレクトも難しいですね。
好きなクルマを選ぶか、写真としてキレイに撮れているのを選ぶか、最後まで迷いました。GT3車両が速いのは当然としても、ST-5クラスの負けん気も垣間見れたコースサイドでした。
◎平田さんの講評
其々のクラス車両が頑張ってる感じが良く出てます。
フィット頑張ってます!って感じが良いですね。
○作品19
撮影者:吉田 秀一さん
撮影場所:プリウスコーナー
題名:快走!
コメント:フェンスの中ならではの画が撮れる楽しさと難しさを痛感しながらの撮影でした。今回の撮影で得た経験と平田巨匠からのアドバイスを肝に銘じながら今後も撮影したいと思います。
◎平田さんの講評
微妙なバランスが、動きを与えてる写真です。
後ろの車がかなり効いてますね。
○作品20
撮影者:渡辺 直輝さん
撮影場所:プリウスコーナー
題名:接戦
コメント:458と911が競り合っている場面を撮りました。順位を譲らない458と抜こうと全力をつくす911の迫力、雰囲気が伝わればと思います。またこのような機会があれば参加したいです。
◎平田さんの講評
後ろの車が虎視眈々と狙ってる雰囲気が良いですね。
右側の開きが動きを出してます。
ほんの少しアンダーにすると迫力が増すかも?
○最後に講師・平田 勝さんの作品です。
写真データ(カメラ、レンズのテスト中データ)
カメラ:Canon 5DsR
レンズ : EF200-400mmF4 L IS USM EXTENDER1.4X
Tv : 1/640
Av : 11,0
◎全体講評
今回は皆さまお疲れ様でした。
少し雨まじりでしたが、快晴よりは体への負担は多く無く良かったですね。
今回の趣旨は、何時も皆さまが観客席からの撮影で頑張ってる姿を拝見しておりましたので、是非ともコースサイドで撮って欲しいと思い企画いたしました。
意外と、思ってたよりも大変だったと感じて頂けましたでしょうか。(迫力有って楽しいけどね)
皆さまの写真を拝見させて頂きましたが、皆さまの技術は相当高い所に有ります。
後は、経験と何回シャッターを押したかです。
何時も、漠然とシャッターを押すのでは無くテーマを決めて撮影をされると良いでしょう。
私なんかも、テーマとしたカットが撮れるまで粘って撮影しております。(撮れないと、その場所に行った意味が無くなるし時間の無駄ですから。)
また次の機会が御座いましたら宜しくお願い致します。
*******************************************************************************************
みなさん、いかがでしたか~?参加者みなさんの熱く気持ちのこもった写真にボクも大興奮!
今回、天候の悪い中ご参加くださいました参加者のみなさん、そして撮影講習会をご指導して頂いた平田 勝さん、本当にありがとうございました。また機会があったら是非ご参加をお待ちしております☆
次回は…ボクもカメラを用意して参加しようかな~(笑)