はじめてのル・漫遊記
本年1月のある日、ボスより突然呼び出された私ともう一人は、
「ル・マンに行って、自動車文化を学んできてほしい」と言われた。
一瞬わが耳を疑い
「あの、フランス サルト・サーキットのル・マン24hですか?」と聞き正した。
ボスはニヤッと笑い
「そう。そのル・マン。世界三大レースの」と...。
レース界の末席に身をおく我々二人は顔にこそ出さなかったが
心の声が(やったー!!憧れのル・マンか...)とにんまりと笑いだした。
でも、そんなに甘くはなかった。
矢継ぎ早に心の中を見透かされたのか
「ミッションがある。ル・マンの文化を日本のモータースポーツファンにお伝えするのが、
ミッションだ!」と、ボス。
一瞬絶句したが、我々は異口同音に
「はい!ミッションを果たします!」
とボスに誓ったのであった。
その後、文章にも写真にも語学にも親しみがなく...
そして極め付きはガラケーしか持っていない二人が、
苦節5か月、企画書を書き、iPhoneの使い方をマスターし、
ル・マンから臨場感あるレポートをお届けすることにしました。
題して「ル・漫遊記」
羽田を飛び立ってから、ル・マン決勝そして帰国するまでの漫遊記をお届けします!
お楽しみに!