皆さん、こんにちは、
ろにチェカです。
2011年3月11日の東日本大震災から10年が経ちました。
あの日からあっという間に10年が経ちました。。
あの日、あの時期・・まるで昨日みたいで、本当に忘れられない出来事です。
小さな娘もいて、イタリアにいる家族のみんなからすごく心配されて、悩みがたくさんあった時期です。
その中で日本から逃げるのではなく、2003年からとてもお世話になっている日本の皆さんに何かしないといけない、と思っていました。
そして2011年4月3日、ボランティアとして初めて岩手県の陸前高田市に行きました。
あれから何度も東北に行きましたが、先週の2021年3月11日に5年ぶりに陸前高田市に行ってきました。
実は、最後に陸前高田市に行ったのは2015年11月8日でした。
スーパーGTの4度目のタイトルを獲得した前の週でした。。
2015年の時にとても印象的だった、奇跡の一本松がこの震災の復興、皆さんの希望に告げてくれた木です。
津波が襲ってきたとき、高田松原にあるユースホステルのおかげで一本松は奇跡的に倒れませんでした。
それで、陸前高田市にとって ”奇跡の一本松” という市のシンボルが生まれました。
東北に着いた時、一番印象に残ったのは復興のスピードです。
陸前高田市含め、復興作業が本当に素晴らしかったです!!
町には ”高田松原津波復興記念公園” が疲れました。
公園の入口です。
橋を渡って景色を見ると、いろいろな思いが生まれてきます。
震災の10年後の海はとてもとてもキレイでした。
公園の入口に、"いわて TSUNAMI メモリアル" ミュージアムも出来ました。
その日のことだけではなく、今後大きな震災が来たら、私たちがどうやって行動をすれば良いか、いろいろなことが説明されます。
この車の展示がされています。
短期間で30万人ぐらいの人が来場しました。
公園から車で5分ぐらいのところには新しい図書館もできました。
図書館のエントランスです。
とてもキレイでたくさんの本があります。
実は、2011年に初めて陸前高田市に行った時は市長など現地の方々に聞いたら、時間を過ごすために移動図書館があれば高齢者をはじめ、とても助かると言われました。
それで、寄付をしてくれたいくつものイタリア企業のおかげで、このバスをプレゼントができました。
その当時はデザインコンテストがあって、学校の子供達がこの素敵なデザインを考えてくれました。
それ以来、児童図書館をずっとキレイに使ってくれて、本当に嬉しいです。
バス内はこんな感じです。
今回、陸前高田市に一緒に行った皆さんと記念写真。
そして、図書館の皆さんとの記念写真。
陸前高田市でもモータースポーツのファンが1人でも多く増えてくれたら、とても嬉しいです。
図書館用の色紙です。
そして、”ITALIANS FOR TOHOKU” の皆さんから少しでも役に立てれば、と別のギフトを渡しました。
応援してくれた皆さん、ありがとうございました。
2011年6月5日の記念写真です。
寄付や思いなど、東北の皆さんを応援してくれた “ITALIANS FOR TOHOKU” の皆さん、ありがとうございました。
そして、僕からの最後の一言です:
10年前にスーパーGTで1回もスーパーGTのチャンピオンを取れなかったです。
2011年に初めてタイトルをとって、それは間違いなく、東北の皆さんからの特別な力のおかげでもありました。
2021年3月11日にたくさん頂いた勇気とエネルギーを源に、今シーズン頑張ります!!
東北の皆さん、どうぞお元気で。