スーパー耐久シリーズ2017 第5戦 富士

bestcar.jpg 第3回「世界の24時間レースを見る 富士24時間との違いはいったい?」

【世界三大24時間レース】

 富士24時間レースは日本でも久しぶりの開催になる24時間レース。
 かつて十勝でスーパー耐久の1戦として開催されていた24時間耐久から約10年、日本でも24時間耐久が復活する。
 今日、世界三大耐久レースといわれるのはル・マン(フランス)、デイトナ(アメリカ)、スパ・フランコルシャン(ベルギー)の3レース。
 すべてが24時間レースとなる。
 このなかでもっとも有名なのはル・マンではないだろうか。
 かつては国内各メーカーが挑み、現在ではトヨタが参戦を続けるレースだ。
 1周約13kmもある市街地を含むサルトサーキットを24時間走り続ける。
 マシンもプロトタイプカーが参戦しており、最高峰クラスのLMP1ではトヨタがハイブリッドマシンTS050で参戦している。
 1991年のマツダ以来となる悲願の日本車ル・マン制覇に向けて、2018年シーズンの闘いが始まる。

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 アメリカのデイトナ24時間は一般的なレースとは異なり、24時間でいかに長距離を走るかが勝負の決め所になっている。
 アメリカらしい高速のオーバルコースに、テクニカルなセクションを追加することでマシンに求められる性能が非常に大きい。
 実はデイトナは日本車との相性もよく日産のCカーでの総合優勝をはじめ、長年に渡るマツダの参戦も有名だ。

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 つづいてはスパ・フランコルシャン24時間。
 ベルギーのスパ・フランコルシャンで開催されるこのレースは前出のル・マンやデイトナとは異なり、プロトタイプマシンの参戦が原則としてない。
 現在ではブランパン耐久シリーズの一戦として開催されており、GT3マシンが大集合する。
 こちらも近年は日産GT-Rで千代勝正選手が活躍するなど、日本車との関連性が非常に強い。
 スーパー耐久のST-Xクラスだけが走るレース、と考えると非常にわかりやすいかもしれない。

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【富士24時間はどの24時間にも似ない!!】

 このようにさまざまな24時間レースがあるが、富士24時間はどのようなレースになるかは現段階ではわからない。
 昨年の富士10時間レースの後に会見をしたスーパー耐久機構の桑山晴美事務局長はこう語っていた。
 「世界に名だたるレースはたくさんあります。
 もちろんお手本にしたい部分もあるのは事実ですが、やはりどこかに似ているレースはしたくない。
 日本という国で24時間レースができる、ジャパンオリジナルの24時間耐久にしたいと思っています」。
 世界を見回してもここまで車種が豊富な24時間耐久レースはニュルブルクリンク24時間レースくらい。
 GT3マシンからミニクーパーまでもが走るレースだから、コンセプトとしてはスーパー耐久、そして富士24時間に近いだろう。
 しかし桑山事務局長のいうとおり、スーパー耐久のクラスのバリエーションは世界に類を見ない。
 今後世界の24時間レースに富士の名が刻まれることになるかもしれない。
 日本オリジナルの24時間、さあ開催が楽しみだ!!

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